2021.04.16
Yahooディスプレイ広告 ターゲットリスト共有機能の提供について
TAG: Yahoo
|Yahoo! JAPAN広告のお知らせ
2021年3月22日(月)Yahoo!広告では、MCCアカウント配下においてディスプレイ広告のターゲットリストを共有できる機能を実施完了したとのお知らせがありました。
本機能はディスプレイ広告が対象となり、異なる広告アカウント間でもMCCアカウント配下にあれば共有が可能となります。
つまり、MCCアカウント作成およびリストを共有する広告アカウントが、MCCアカウントの配下にある必要がありますので、ご注意ください。
ターゲットリスト共有機能を利用することで、1つのターゲットリストを複数の広告アカウントで利用できます。ターゲットリストの共有方法は、以下2通りです。
・MCCアカウントで作成したターゲットリストを、リンク済みの広告アカウントに共有(リスト共有)する
・広告アカウントが保有するターゲットリストをMCCアカウントに提供(リスト提供)し、MCCアカウントが各広告アカウントに共有(リスト共有)する
|ターゲットリスト共有の設定(MCCアカウントでリスト作成ご、広告アカウントへ共有)
まず、MCCアカウントでターゲットリストを作成し、各広告アカウントに共有する方法についてご紹介します。
<MCCアカウントでのサイトリターゲティング用タグの取得方法>
▼画面右上の「ツール」をクリックし、共有ライブラリーの「ターゲットリスト(ディスプレイ広告)」をクリックします。
※MCCアカウントでサイトリターゲティング用のタグ取得および設置をすることで、広告アカウント個別でのタグ取得は必要はありません。
ただ、MCCアカウントでのタグ取得とリスト作成だけでは、個別の広告アカウントへの共有ができませんので、MCCアカウントで作成したターゲットリストを個別の広告アカウントに共有する方法については、下記をご確認ください。
<MCCアカウントのターゲットリストを広告アカウントに共有する方法>
▼アカウント一覧でリスト共有を行うMCCアカウントをクリックします。
|ターゲットリスト共有の設定(広告アカウントで作成済みのリストをMCCアカウントへ共有)
※「Yahoo!広告ヘルプ」より抜粋
▼アカウント一覧でリスト提供を行う広告アカウントを選択します。
▼画面右上の「ツール」をクリックし、共有ライブラリーの「ターゲットリスト」をクリックします。
▼「MCCアカウントへのリスト提供」で「提供する」をクリックします。変更の確認画面が表示されます。
▼「変更」ボタンを押します。
「MCCアカウントへのリスト提供」のデフォルト設定は「提供しない」となっています。
なお、1つの広告アカウントにリスト共有できるMCCアカウントは、1つのみです。
|おわりに
運用型広告を同時に複数運用しているマーケターであれば、「このリターゲティングリストをあの広告アカウントで活用したら、効果が見込めるのに」など考えたり、離脱ユーザーに対しリターゲティング広告配信を行いたくても、「サイト側の問題でリマーケティングリストを作成できない」とか、「ユーザーリストを細かく分けすぎてリストがたまらない」などありますよね。そういった場合は、ターゲットリスト共有機能を活用してみるのをお勧めします。
実施にあたり、ご不明な点などはお気軽にお問い合わせください。